2006年07月14日

負けてもいいから、勝ちに行け!

負けてもいいから、勝ちに行け!

FC琉球のJFL後期第2戦、ホームでの試合が終わった。
結果はスコアレスドロー
これで3試合連続で得点がない。

負けてもいいから、勝ちに行け!
振り返ってみて、FC琉球の今シーズンの「チーム」目標は何だったのだろうか。
確かに「やるからにはトップを」とは聞いたが、それは浸透していたのだろうか…。

① JFLファーストシーズンの優勝とJ2への足がかり?
② 上位進出とJリーグへの第一歩?
③ リーグ中位での足場固めと、戦力増強?
④ とりあえずやってみる?

「④」が一番いけないことは明白であるが、目指す大目標が明確である一方で
個別の「プロジェクト」がいまいち見えていないような気がする。

いまの成績で、優勝を狙うとは言えるはずもない。
しかし、毎試合3000人を越えるサポーターが北谷のスタンドを埋め、
きょうは平日、しかも昼間のゲームだったにもかかわらず、

みんな仕事も家事も勉強も捨てたのか!

といいたいくらい、サポーターが来てくれていた。
900人以上入ったそうだ。
こんなに凄いことはない。

Jリーグを狙うチームは、はっきり選手たちに言っているそうだ。

「負けてもいいから勝ちに行け!」

勝てば勝ち点は「3」。
引き分けは「1」。
負けはもちろん「0」。

だが、
△△△・・・と引き分けが続いても勝ち点「3」
××○・・・と、連敗のあとやっと勝ったとしても同じ勝ち点「3」。

「負けてもいいから勝ちに行け!」

そういう気迫。
相手を追い詰めていく気迫。
プロを感じさせるものはやはり「気迫」なのである。





Posted by 家主 at 22:04│Comments(2)
この記事へのコメント
まさにおっしゃるとおり!先月の多摩での佐川急便東京SC戦、5-0で乾杯する姿を生で見ていたのですが、そのとき同じようなことを思いました。もっと点をとる姿勢を見たいと。負けたあと悔しそうな表情もみたいと。そういうところも含めてサッカーの魅力で、勝ちに行く姿勢が見る者に与える感情があると思うんですが・・・最近はそれを感じない。
Posted by タチコ♪ at 2006年07月15日 01:58
いいサッカーをしても負けては意味がない。
野球で言えば、いいバッティングで、毎回塁は埋めるけど
あと一本が出ないようなもの。

「いいボールのつなぎ」を見に来るお客さんはいないでしょう。
ナイスプレーには拍手を…。
足りないプレーには正しい野次を…。
何でも拍手では前進がありません。
Posted by 家主 at 2006年07月15日 17:03
 
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