2006年11月26日
憂愁の美
トーナメントには「華々しく散る」という表現を使う。
いかにも桜好きの日本人らしい言葉である。
しかし、リーグ戦の場合、最後の最後が大敗だと間違いなく辛い。
JFL日本サッカーリーグも、あと2試合、そして今日はホーム最終戦。
0-6
バックスタンドの一角に陣取った10人ほどの佐川急便東京応援団からは
「野球だったらコールドだぞ・・・」
の声も飛んでいた。
確かに相手はうまい。
たえずボールをキープし、相手のボールをたくみにカットし、必ずシュートで攻撃を終わる。
だが、いくらやりにくい相手だからといって、
アウェーで0-5、ホームで0-6というのはあまりにもひどすぎる。
とはいえ、スタンドには5000人近いファンが応援に駆けつけてくれていた。
企画、イベント、ショーアップ。
この1年のフロントの努力には、素直に敬意を表したい。
君たちはすごいよ
もうひとり、雨あられと飛んでくる相手のシュートを必死で止め、
一番後ろから声を出し続けるキーパーの野田恭平…。
君もすごい。
でも、今日の試合の終盤、声が聞こえるのは恭平だけだった。
確かにJFL 上位は強い。
個々の選手にもすごい選手がいる。
でも、そんなに極端に違うのか?
佐川東京と2試合あわせて0-11
こんなことになるわけはないのである。
Posted by 家主 at 23:30│Comments(0)
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